歯を失ってしまった時、取り得る選択肢としては大きく2つ考えられます。
それが、入れ歯とインプラントです。
近年では、インプラント治療を選択する人が増えてきています。
その長所と短所はどんなところにあるか、詳しく考察してみます。

まず、インプラント治療の短所として挙げられるのが、治療費の高さです。
1本インプラントを入れるのに30万円から50万円かかるのが一般的です。
かなり高額と言えます。
保険適用外である場合がほとんどで、それも費用の増大に拍車をかけています。
顎の骨が一部欠損しているなどの特殊な事情があれば保険が適用できることもありますが、レアケースです。
自由診療であるため、病院によってもかなり費用は変わってきます。
できればいくつかの病院で相談して比較をすると良いです。

長所としては、まず見た目の良さです。
ぱっと見でインプラントだと周りが判断できることは稀で、元の歯と同じ見た目をほぼキープできます。

噛み心地が自然であることも大きな長所です。
慣れるまで多少の違和感はありますが、すぐに気にならなくなります。
入れ歯だとどうしても食事をする時の違和感は避けられませんし、硬いものを食べる時に気を使ったり、歯にくっつきやすいものを食べる時も気にしなければなりません。
食事の時にいちいちストレスを感じなくて済むのはかなりのメリットと言えます。
骨に固定してあるので安定感も抜群です。
ぐらついたりすることもありません。

一度インプラント治療を行ってしまえば、その後長く使用できるのも長所として大きいです。
何十年という単位で使用が可能なので、一生そのままという人も少なくありません。
ただ、定期検診は必要です。
年に一度程度受ける人が多いですが、安心を得るためという位置付けが強いです。
レントゲン撮影をして顎の骨の状態を確かめたり、噛み合わせ、歯や歯茎、口の中の状態をチェックします。
クリーニングやブラッシング指導も併せてしてもらえればベターです。

セルフケアも必要ですが、短所と言うほどではありません。
丁寧に歯磨きをしたり、フロスで歯間を綺麗にすると良いです。
ただ、インプラント治療をすると歯間や歯並びが変わるので、最初のうちは特に注意が必要です。
歯医者さんで指導を受け、正しいケアを学ぶと長く安心して使用できます。

治療は大掛かりになるので少し勇気は必要です。
しかし一度してしまえば長く使用できますし、見た目も自然で食事の時の噛み心地も良いなどたくさんの長所があります。
思い切ってインプラントにして良かった、という声は多いです。